2025/01/09 10:00

医療現場で活躍するアロマセラピストになる


アロマテラピーを学ぶ目的として、「いつか医療施設でアロマセラピストとして働きたい」「医療機関でアロマを使ったボランティアをしたい」と考える方が増えています。私自身も医療現場でアロマを実践し、医師や看護師と連携して活動してきました。その経験をもとに、医療現場で必要とされるアロマテラピーの知識や技術、心構えについてご紹介します。



医療現場でアロマを行うために必要なスキルとは?


医療現場でのアロマテラピーは、患者様のお身体に触れる繊細な活動です。そのため、香りや精油の成分についての知識に加えて、以下のようなスキルが求められます。


1. 基本的な解剖生理学の理解

患者様の身体に触れる施術では、人体の仕組みを理解しておくことが不可欠です。特に活動する分野に特化した知識が求められます。


2. 医療分野の基礎知識

医療機関でのアロマテラピーは、医師や看護師と連携して行うことが多いため、医療の基本用語や病気に関する知識が役立ちます。



実際に必要な知識と学ぶべき内容

私が産婦人科で勤務していた際に学んだ具体的な内容を例に挙げます。


1.産婦人科で必要な知識

産前産後の解剖生理学

 妊娠中や産後の身体の変化を理解し、適切な施術を行うための基礎


妊娠中の症状や病気の知識

 妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病など、妊婦特有の疾患への理解


胎児の血流循環の仕組み

 胎児の健康に配慮した施術を行うための重要な知識


精油の禁忌事項

 妊婦や胎児に悪影響を及ぼす可能性のある精油を避けるための知識


陣痛や出産時に使用するアロマ

 心を落ち着け、痛みを和らげる目的での精油の選定と使用法


2.施術技術と配慮

妊婦さんや産後の母体に対しては、身体に負担がかからない体位や手技に細心の注意を払います。また、患者様一人ひとりの状態や希望を理解し、施術内容を調整することが重要です。



医療現場で働く心構え

1.患者様ファーストの姿勢

患者様の安全と安心が最優先です。そのため、医師や看護師の指示に従いながら、柔軟に対応する姿勢が求められます。


2.チーム医療の一員としての自覚

医療現場では多職種が連携して働いています。アロマセラピストもその一員として責任を持ち、他職種とのコミュニケーションを大切にしましょう。



これから医療現場でアロマを目指すあなたへ


1.学びを深める

アロマテラピーと同時に、解剖生理学や医療分野に関する本を読むなど勉強を進めましょう。


2.現場経験を積む

ボランティアなどを活用して、医療現場の実際を知ることは大きな財産になります。


3.コミュニケーション力を磨く

医療従事者や患者様と円滑にやり取りするスキルは、現場での活動を支える重要な要素です。


医療現場でアロマテラピーを実践するには、多岐にわたる知識とスキルが必要です。しかし、それ以上に患者様を癒やしたいという情熱と、継続して学ぶ姿勢が大切です。あなたもぜひ一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。