2025/01/09 16:00
医療現場で活躍するアロマセラピストになる
アロマテラピーを学ぶ目的として、「いつか医療施設でアロマセラピストとして働きたい」「医療機関でアロマを使ったボランティアをしたい」と考える方が増えています。私自身も医療現場でアロマを実践し、医師や看護師と連携して活動してきました。その経験をもとに、医療現場で必要とされるアロマテラピーの知識や技術、心構えについてご紹介します。
医療現場のアロマ活動で心がけておきたいこと
医療現場でアロマテラピーを実践する際には、知識や技術だけでなく、患者様やスタッフとの関わり方にも十分な配慮が必要です。安全で信頼されるセラピストとして活動するために、心がけておきたいポイントをご紹介します。
1. 個人情報の適切な取り扱い
プライバシー保護の徹底
カウンセリングや申し送り、カルテの記録などを通じて患者様の病状や個人情報に触れる機会があります。これらの情報は厳重に管理し、第三者に漏らさないことが基本です。患者様が安心して施術を受けられる信頼関係を築くためにも、個人情報の取り扱いには細心の注意を払いましょう。
2. 感染症予防への意識
院内感染対策の理解と実施
医療現場では感染症対策が欠かせません。特に、不特定多数の人が行き交う環境では、感染リスクが高まります。看護師や感染管理の専門家の指導に従いながら、自身も以下のような点に注意しましょう。
・手洗い・消毒の徹底
・使用するタオルや備品の衛生管理
・施術スペースの清掃と除菌
自分自身を守るための知識
感染症の基本的な知識を持つことは、自分の安全を守るためにも重要です。特に、感染症患者様への接触がある場合は、適切な予防策を講じましょう。
3. チーム医療の一員としての自覚
多職種との連携を大切に
医療機関では、医師、看護師、薬剤師、リハビリスタッフなど、多くの職種が患者様のケアに関わっています。アロマセラピストもその一員として、積極的にコミュニケーションを取り、情報を共有することが求められます。
環境づくりへの貢献
患者様だけでなく、医療スタッフ全体が気持ちよく働ける環境をつくることも大切です。具体的には、次のような点を心がけましょう。
・笑顔で接する
・積極的に挨拶をする
・スタッフへの感謝の気持ちを忘れない
4. アロマセラピストとしての責任感
精油の選択に対する配慮
医療現場では患者様の状態によって使用できる精油が異なります。精油の選択や濃度設定に責任を持ち、患者様に最適な施術を提供しましょう。
誠実で柔軟な対応
患者様の体調や希望に合わせた柔軟な対応が求められます。「こうするべき」という思い込みではなく、常に患者様の声に耳を傾ける姿勢を持ちましょう。
医療現場で求められるセラピストの心構え
医療現場では、技術だけでなく、人としての信頼感や共感力も重要です。以下のポイントを日々の活動の中で実践してみてください。
小さな心配りが大きな信頼に
患者様やスタッフの立場に立ち、細やかな気遣いを忘れないことが、良好な関係を築く鍵になります。
学び続ける姿勢
医療現場は日々進化しています。新しい知識や技術を取り入れる姿勢が、より良いケアの提供につながります。
これから医療現場でアロマを目指すあなたへ
1.感染症対策の基本を復習する
医療現場で必要な感染症対策の本を読んだり、セミナーに参加してみましょう。
2.コミュニケーションスキルを高める
医療スタッフとスムーズに連携するために、報告・連絡・相談の練習をすることもおすすめです。
3.施術記録の管理方法を見直す
患者様の情報を正確かつ安全に管理するための方法を学び、実践してみましょう。
医療現場でのアロマセラピストとしての活動は、患者様やスタッフの信頼を得て初めて成り立ちます。一つひとつの行動に責任を持ち、笑顔で前向きに取り組んでいきましょう。